映画「8番出口」続々と国際映画祭へ–世界が大絶賛

映画「8番出口」は、2025年8月29日の公開後、週末3日間で観客動員67万人、興行収入9.5億円を記録し、同年実写邦画No.1スタートを達成。公開2週目には累計20億円突破が見込まれるほどのヒット作となっています。

ホラー作品としては珍しく幅広い層から支持され、SNSでは「ループの不気味さが最高」「現実世界に帰ってこられない感覚が怖い」と感想が飛び交いました。

作品概要

『8番出口』(原題:Exit 8)は、2023年に個人開発者KOTAKE CREATE氏が制作したインディーゲームを原作とする心理スリラー映画です。原作は短いループと異変探しを楽しむゲームで、世界中で累計200万本以上を売り上げ、SNSで実況動画が爆発的に拡散。映画化発表時から大きな話題となりました。

あらすじ

主人公の青年は、ある夜いつもの帰り道で見慣れない「8番出口」に迷い込みます。

通路を進んでも進んでも同じ景色が続き、少しずつ現れる“違和感”。

標識の位置、時計の針、人影の挙動――現実と非現実の境界が崩れ、出口を探す旅は恐怖と緊張のループへと変わっていきます。

観客は主人公とともに、出口の先に何があるのかを最後まで見届けることになります。

制作の裏話

主演の二宮和也は、演技だけでなく脚本段階から積極的に提案。

キャラクターの背景設定やメイクの表現方法(「最初が一番顔色が悪く、進むほど良くなる」という逆転の発想)まで意見を出し、作品の完成度を高めました。

映画はカンヌ国際映画祭のミッドナイト・スクリーニング部門で上映され、スタンディングオベーションとベストポスターデザイン賞を獲得。世界からも高い評価を受けています。

魅力と評価

・シンプルな舞台設定と異変探しの緊張感が観客を没入させる

・二宮和也の繊細な演技が主人公の恐怖と混乱をリアルに描写

・ゲームファンも納得の“違和感再現”と映画ならではのドラマ性

まとめ

『8番出口』は、日常の風景に潜む不安を極限まで引き出す新感覚スリラー。

個人制作ゲームから始まり、世界的ヒットを経て映画化された本作は、映像表現・演技・音響が一体となり、観客を出口のない悪夢へと誘います。

映画を観終わったあと、あなたが歩く地下通路も“違和感”に満ちて見えるかもしれません。

引用

@exit8_movie

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